モノラルアルバムに最適なエントリーモデル
MC+ Monoは、3ピースのOTLカンチレバー技術を採用し、コイルには無酸素ワイヤーを使用し、特別に設計された高研磨された楕円形ダイヤモンドを真鍮ブッシングにマウントしています。
OTLカンチレバー
レコードの溝からカートリッジ内部の発電システムまで、理想的な信号伝送を可能にするOTL(Optimized Transmission Line)カンチレバーは、不要な共振を排除し、回路内で発生するノイズも抑制します。真鍮製のブッシングに独自の人工ダイヤモンドを搭載したカンチレバーは、ME+ Monoは4ピース、MC+ Monoは3ピースで構成。広大なサウンドステージで、音楽を細部まで表現します。
高度なコイル巻線技術による4コイルユニゾン
超高純度銅線を使用した高度なコイル巻線技術が可能にする、4つのコイル間の正確な調和により、歪を最小限に抑制しながら最適なL/Rバランスを実現。正確なステレオイメージにより、ボーカルや楽器など再現性を最大限高めます。
ツインマグネットシステム
4コイルユニゾンと共にL/R間のバランスを最適化し、正確なステレオイメージを実現するツインマグネット・システムは、 内部磁気回路のパーツを高精度で組み立てる事でその効果を最大限発揮します。
FLUX-BRIDGER設計
発電システムにおける駆動部の実効質量が最小レベルとなるFLUX-BRIDGER設計により、全ての帯域で優れたサウンドバランスを実現します。
歪を低減する筐体設計
筐体自身を制振用ダンピングデバイスとする独自の設計方法で、不要なエネルギーと共振を抑制します。
※MI(ムービングアイアン)型カートリッジ
MI型は、MC(ムービングコイル)型やMM(ムービングマグネット)型と異なり、カンチレバーに搭載した磁性体の金属を動かすことで発電を行う方式であり、MM型の派生と位置づけられています。発電における駆動部の軽量化により、優れた過渡特性やワイドレンジ再生を可能にします。
周波数特性10Hz-50,000Hz
形式MI型(MM型同等)
チャンネルセパレーション30dB (1KHz)
適合負荷47kΩ
出力5mV
適合針圧1.5g
針タイプ楕円
インダクタンス45mH
出力抵抗475Ω
コンプライアンス20
重量5.5g